八重ガ~八重歯ガールの全て~

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八重歯のシンデレラ 星由里子

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過去も何度か取り上げていますが、日本ではじめて「八重歯」のついたキャッチフレーズ「八重歯のシンデレラ」でデビューした星由里子。

ただ、若大将シリーズでブレークする前に矯正してしまったがために八重歯時代の画像はネットではなかなか見つかりませんでした。

先週放映された特番「ニッポン大女優伝説」でその時代のお姿が。
キャプチャーが甘くて不鮮明ですが、キャッチフレーズになるだけあってなかなかの八重歯。

八重歯史の1ページをまたひとつ垣間見ました。
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  1. 2012/04/15(日) 22:34:28|
  2. 八重歯歴史

八重歯のシンデレラ星由里子

以前にも取り上げましたが、日本で初めて「八重歯」をキャッチフレーズとしてデビューした女優は、「八重歯のシンデレラ」星由里子です。

しかし、彼女の出世作である若大将シリーズの頃は既にその口元に八重歯はなく、前回取り上げた際もいろいろと検索してみましたがネット上に彼女の八重歯時代の画像は見当たりませんでした。

しかしついに見つけました。

otokovsotoko.jpg

1960年谷口千吉監督の「男対男」。三船敏郎と池部良主演の映画で、加山雄三のデビュー作である本作のパッケージに八重歯で微笑む星由里子の姿が(右の方)。

その翌年1961年に若大将シリーズが開始し、その頃には星由里子の八重歯は消失。
同じ年の「世界大戦争」をみても綺麗な歯並びですので、1960年頃に矯正されたのでしょう。

1958年に八重歯の冠を背負ってデビューした星由里子はわずか2年でその看板を下ろしてしまいました。
若大将の相手が快活な八重歯女子だったならば、またその後の芸能界八重歯事情は変わっていたかもしれませんね。
  1. 2011/06/12(日) 21:55:13|
  2. 八重歯歴史

八重歯の語源を探る その2

yaeko_yaeba.jpg

前回、俎上にあげた「八重歯」の語源は「水谷八重子(初代)」説の真偽についてもう少し調べました。

水谷八重子が活躍していたのは1920年代以後。

以前に八重歯について書かれた作品として紹介した太宰治の「人間失格」は1948年、川端康成の「眠れる美女」は1960年なのでいずれもこの後。

もしや本当に八重歯の語源は水谷八重子なのでしょうか。
水谷八重子の関係の書籍をあたったものの、彼女の歯並びに関する記述はなくもやもやとしていたところ、見つけました。

よくよく考えれば単純なことですが1904年版の国語辞典「言海」に「八重歯」がちゃんと載っています。

やへば【八重歯】古名オソバ。歯ノ傍ニ別ニ片寄リテ生ズル歯。ソヒバ。オサヘバ。

ということで「八重歯の語源は水谷八重子」は間違いということがわかりました。
とはいえ、上記写真のように彼女が素晴らしい八重歯で、そしてその八重歯がひとつのチャームポイントとして愛されていたのは事実。八重歯史の1頁目として記すべき女優さんであることは間違いありません。
  1. 2011/05/17(火) 23:01:18|
  2. 八重歯歴史

八重歯の語源を探る

Yaeko_Mizutani.jpg

「八重歯」という表現の語源には諸説あります。

もともと辞書的な意味では「八重歯」=「重なり合って生えた歯」ですので(決して犬歯のことだけを指しているのではありません)、「八重桜」などと同様、重なりあっていることをオーバーに表現したという説もありますし、元は「弥重歯」と書き「弥」の字が強調の意味なので「強く重なっている歯」から転じているという説もあります。

そしてもう一つ、水谷八重子の歯並びからきているという説もあります。

水谷八重子の歯だから「八重歯」。ちょっと出来すぎのような気もします。
ご覧の写真の通り、水谷八重子は、今我々言うところの綺麗な両八重歯なのですが、本当でしょうか。
(こちらのブログの写真(下の方)はもっとわかりやすい八重歯です)

初代水谷八重子(今の水谷八重子は二代目で初代の娘)は1905年生まれ。1916年あたりから舞台での女優活動を始め、高校を卒業した1923年あたりから新劇の中心的女優として活躍し、映画にも出演しています。

谷崎潤一郎が八重歯について書いた随筆「懶惰の説」が1930年の作ですので時期としてはズレてはいません。

今はあまり言いませんが、八重歯を表す表現として「押歯(おしば(忍歯とも))」や「添歯(そいば)」という別な言い方があり、仁徳天皇の孫の「忍磐皇子(おしはのみこ)」など昔はそちらの方がよくつかわれていました。
それが、この時代あたりから「八重歯」という表現が定着したことを考えると、八重歯=水谷八重子起源説はあながち嘘でもないのかもしれません。

少なくとも、八重歯のアイドル的存在の元祖が水谷八重子というのはまあ間違いのないところでしょう。
ちなみに「水谷八重子」の本名は「松野八重子」で「八重子」の部分は本名のまま。八重歯だから八重子にしたわけではないようです。

お歳を召した方でこのあたりの事情をご存知の方、いらっしゃいましたら是非ご連絡下さい。
  1. 2011/05/04(水) 19:54:12|
  2. 八重歯歴史

八重歯の歴史をもう少し振り返る

ブログ開設当初に「八重歯の歴史を振り返る」と題して、プロレス史と対比しながら八重歯史を1960年代あたりから振り返りましたが、今回はもう少しさかのぼってみたいと思います。

日本人の八重歯好きは、以前にも何度か触れたように江戸時代くらいまで遡るのではないか、という説があります。
これは、高貴な身分の人は小さいころからやわらかいものばかり食べていてアゴが細くなり八重歯になったため、それに対する憧れが生じたのではないかという説です。ただこれは裏付ける文献が見当たらず、あくまで説に過ぎないと思われます。

tanizaki.jpg

明確に八重歯のことを触れた文献で(私が知っている中で)最も古いのは谷崎潤一郎の1930年の随筆「懶惰(らんだ)の説」です。八重歯について書かれた文章はあまりないので、引用されることが多いこの作品は皆さんももしかしたら一度は読んだり聞いたりしたことがあるかもしれません。

この随筆の中で谷崎は

「元来日本では八重歯や味噌ッ歯の不揃いなところに自然の愛嬌を認め」
「東京、京都、大阪等の大都会の美人と云うものは大体において歯の性が悪く、不揃いである。」


と書いています。

同随筆の中ではハリウッドスターなど西洋人のやたらと白く大きさの揃った一点の隙の無い歯並びのことを「便所のタイル」と評していたりもします。
谷崎自身も乱杭歯だったため、日本文化としての八重歯を礼賛するというよりは、白人コンプレックスから来ている文章ではありますが、少なくとも80年前には日本人は八重歯に愛嬌を感じており、都会の美人はみな八重歯だった、ということがわかります。

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また、1940年代~50年代にも八重歯ガールは存在しました。

このあたり私より詳しい方は大勢いると思いますので俄か知識で申し訳ないのですが、1940年代の八重歯といえば、やはりこの人をあげたい。久我美子。

kugayoshiko.jpg

今でこそ(これもアメリカの影響のような気がしますが)「八重歯=育ちが悪い」的にとられがちですが、冒頭述べましたとおり、昔は「八重歯=高貴な身分」と完全に逆でした。

八重歯の可愛い久我美子も元々は華族の家柄です。

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久我美子はなかなかの八重歯だと思いますが、八重歯を売りにしていたわけではありません。

八重歯を売りにした元祖といえば星由里子ではないでしょうか。なんせデビュー時のキャッチフレーズが「八重歯のシンデレラ」ですから。

ここまで八重歯を前面に出してデビューしながら、デビュー後ほどなくして矯正。我々がよく目にする若大将シリーズの頃にはもうすっかりキレイな歯並びになってしまいました。

hoshiyuriko.jpg

残念ながらネット中を探し回りましたが星由里子の八重歯時代の写真は見つからず。

ひとまず「八重歯のシンデレラ」の残像を想像しながら寝ることとします。
  1. 2010/02/02(火) 21:38:09|
  2. 八重歯歴史

八重歯の歴史を振り返る

さて、タイトルどおり八重歯の女性有名人たちを振り返っていく前に、日本における八重歯有名人の歴史をひとさらいしたいと思います。

わかりやすいように比較対象として日本プロレス史と対比してご覧ください。


古くは梓みちよが「こんにちは赤ちゃん」を歌った八重歯黎明期。
ドラキュラ八重歯で八重歯歌手の流れを作った小柳ルミ子、香港からの刺客アグネス・チャンを核とした八重歯革命期。
そして、20世紀最大の八重歯スター石野真子からスタートし、秀樹の妹河合奈保子、みっちょん芳本美代子で花開いた第一次八重歯全盛期。

しかし、八重歯有名人が高いステータスを持ち発展してきた歴史はここで一旦終わりを告げます。80年代後半のアイドル冬の時代とシンクロし、八重歯の有名人は激減します。これが世にいう八重歯暗黒時代です。

暗黒期は90年代半ばまで続きますが、そんな中唯一の明るいニュースが、八重歯のプリンセス雅子妃の誕生でした。

空白の十年を経て、微妙な八重歯広末涼子の登場あたりから、徐々に八重歯の復権が始まります。モーグル上村愛子の長野五輪でのブーム、モーニング娘。への辻・加護加入と着実に八重歯は市民権を取り戻します。

そして現代の八重歯ミューズ杉崎美香の登場を境に、世は第二次八重歯全盛期を迎えます。魅惑の片八重歯沢尻エリカのカリスマ化などを経て、現在、まだ第二次八重歯全盛期は継続中です。

では、八重歯のスーパースターたちを振り返って行きましょう。
  1. 2007/10/20(土) 10:34:56|
  2. 八重歯歴史
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